顎関節症(3最初に診察を受ける前に健康保険のお話)

会社に勤めていた時のいわゆる社会保険は、どこの病院に行っても問題なく使えた。うちの旦那君は自営業なので、私の保険に一緒に入っていた。扶養家族という形で家族が保険に加入する場合は割引はあるが、基本自己負担である。年に一度、健康保険やほかのBenefitsを更新する手続きを行わなければならない。その時に色々とUpdateしたり、Adjustmentsをしたりするわけだ。自己負担になる額もわかる。うちは月々日本円に換算すると2万円くらいだった。その頃は「え~旦那君の分、そんなにかかるの?」なんて一瞬思うのだが、自己負担分はお給料から天引きされるので、すぐに忘れてしまい、自己負担の金額なんてあまり気にすることもなかった。

しかし今は個人で健康保険に加入しなければならない。会社で入っていたのと同じのがいいよなぁ、なんて呑気な考えでいた私は、個人で払う保険料にビックリ!

月々・・・23万円!

ムリムリムリ!

幸いな事に持病を持っていない私たちは、万が一の時の為だけカバー出来ればいいという結論に至り、そこそこの保険に入った。そこそこというのは、まぁ月々の保険料がそんなに高くないプランの事である。

しかし以前、月々の保険料が安いプランに入っていたが、そういう時に限って私が手首の骨を折ったりしちゃって・・・それも手術して中にプレート入れなきゃならない、結構な怪我をした時に、月々の保険料が安いプランには大きな落とし穴がある事を知ったのである。

保険で70%だか80%の治療費は出るが・・・それは最初に自己負担で日本円にして約70万円の出費が確認されてから、保険が適用されるというものであった。そう、自腹の出費が先。

簡単に言うと、もし治療に55万円しかかからなかったときは、保険に入っていても費用はカバーされないということである。(*これはわかりやすく、ちょっと大げさにかいてあります。)

国で奨められているがん検診や予防接種は自己負担なしだが、それ以外の病気、怪我、レントゲン、MRI, CTスキャン、血液検査などなど、自己負担額があり、今回の私のような怪我の場合は自己負担で支払う額の上限まで、自腹で支払ってから、やっと保険が適用されるのである。

私たちはこの過去の経験から、今の保険は月々の支払が少々お高めでも、自己負担額の上限が低めなプランに加入した。

しかし・・・まだ面倒な事があるのだ。今入っている保険は、その保険グループのクリニック以外での診察は、紹介状がなければ保険が適用されないのである。

日本だと、胃が痛ければ胃腸科、風邪をひいたら内科、怪我をしたら外科とまず自分の症状をスクリーニングして、その専門の病院・医者にかかるのが普通であろう。

しかし、アメリカではとにかく最初に行くのはFamily Doctor。なんていうのかぁまぁ主治医なんだろうけど、総合病院なのよ。とりあえず、その先生に内診してもらって、それから必要に応じて専門医に紹介状をだしてもらうの。

そうそう、私が骨を折った時もそうだった。もう見るからに手首折れちゃっているのよ、顔からも血がでているし、それなのに、最初に診察するのは外科の先生ではなく、Family Doctor。 

そして、最初に対応してくれたナースに手首がどうやら折れているかもしれないと伝えると、顔から血が出ているにも関わらず、その後は手首の事のみ。顔の血を拭き取ってもくれない。バンドエイドくらいちょうだいなって感じ。

ちなみに私は、たまたまこの怪我をした時に旦那君が居てくれたので、病院には自家用車で行ったけど、当然予約とかはしていないし、手首曲がっているしで、救急扱いにしてもらったの。あっ!救急車なんて呼んじゃった時には、その費用はほぼ自己負担。

だって、見ただけで手首͡コテっと折れちゃっているのわかる状態だったのよ、でも通されたのは自分の主治医ではないけれど、いわゆるFamily Doctor。私の手首みて、ナースに指示して、言われたこと「幸いな事に○○先生がまだいらっしゃるということなので、紹介状を送ってあります。今すぐに○○病院の○○先生のところに行ってください」そして言われた病院に行くと、その先生に診てもらえると思っていたのに、言われたことが「先生の都合を聞いてきます。ちょっと待っていてください」え~!!!!

そして今回も同じだった。喉の痛み、喉のポリープは何科で診てもらうのかGoogleで検索して、クリニックに予約を取ろうとすると、まず聞かれたのは「ビデオチャットでナース(正看護師さんね、処方箋とかも出せる)と問診するのと、直接クリニックに来てナースと問診するのはどちらがいいですか?」だ。ええええええええ~!?そうなの?そういう段取りを踏まないとダメなの?メンドクセー。

でも仕方がない。今回ばかりはこの喉の奥にぶら下がったポリープとこの首の腫れを見てもらわなければ・・・ということでクリニックに行き、ナースに診てもらうことにした。

そしてナースは喉のポリープを写真に撮り、「これは耳鼻咽喉科の先生に診てもらいたいですか?」私に聞いた。そうなのである、診察の費用を賄うのは患者であるから、本人の意思を確認するわけである。

最初から耳鼻咽喉科の先生に診察をしてもらいたかった私はもちろん「診てもらいたいです。」と即答。するとその専門医が居るかどうかをコンピューターで確認し、「SeattleのOfficeに行けますか?」と聞く。もうね、診てもらいたいのよ、不安だから。どこでも行きます!

ということでどうやら4週間待ちらしいが、耳鼻咽喉科の先生に予約を入れてくれた。

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

コメントを残す