運命の子 パランとギンギン(出会い完結編)

いよいよご対面の日。旦那君も私も運命の子は一目見ただけで「この子だ!」ってわかると信じて・・・というか家の子達はみんなそうだった。何匹もいる中で「ここで~す!」と言わんばかりに家に来るべき子には天からの⇩がついていた。そしていつも二人で「この子だ!」って、だから今回も、いや今回はガンバがこの子なんだけどぉって弟分(妹分)に会わせてくれるってワクワクドキドキしながらJackieさんとワンコ達が待つ家に向かった。

着いた!わぁ~庭にいっぱいチビワンコ達がいるぅ!!!

ん?あれ?この子達・・・足が小さい?あれ?小型犬?えっ?この子達大きくな・・・るの?今まで家に来た子達の足の大きさと比べるとちっちゃい足だ。

Jackieさんに聞いてみた。「Are they midimum size dogs?」Jackieさんの顔が「?」

「あのぉ・・・私達中型犬から大型犬を申し込んでいたんだけど」

するとJackieさんが(あっ!)という顔になって、ごめんなさい、間違えちゃったわ、今回は小型犬なの!あと2~3週間たつと大型犬の子供達がアダプションの準備できるんだけど・・・あ~ごめんなさい!って。

でももう見ちゃった、会っちゃった、こんなにかわいいチビワンコ達に。

するとJackieさんが旦那さんと何やら話し始めて私達の方をむいた。もう一度旦那さんの顔を見て、うなずいてから「大型犬ではないけど、中型犬の子がいるんだけど・・・」

奥から旦那さんがブラックラボみたいなちょっと大きめの子を連れて出てきた。わ~そうなのよ、家は代々このブラックラボ系の雑種!いるんじゃない、大きい子も!

Jackieさんは「この子の名前はOllieです、今は大丈夫なんだけど実はMedical Neededの子で」って説明し始めた。Ollie?あっ!見た!Internetのワンコ探しのサイトPet Finderでこの子見た!Medical Neededって書いてあった!

この子は兄弟と共にメキシコからRescueされてきた子で、マダニだらけだったそうだ。兄弟はマダニの治療を受けてそれぞれ里親が見つかりアダプションされていったが、Ollieともう一匹はマダニの感染症が重く、里親から一旦戻され再度治療をして里親に戻っていたという事だったそうだ。しかしOllieはその後も感染症の後遺症がひどく、結局返品されてしまったという事だった。

マダニの感染症は血液感染で重いと死にも至る。白血病のようなものだ。ガンバも五右衛門も血液癌だった。100%完治する保証がない感染症らしい。

会わなかったらよかった、Ollieを知らなかったらよかった。もしこの子を受け入れて、感染症が再発して、また一緒に苦しむのはとても辛かった。旦那君も同じ気持ちだった。迷った、ものすごく迷った。でもこの子、こんなにカワイイのに返品されちゃったの、そんな子を受け入れられるのは私達しかいないんじゃないか?この子を幸せにしてあげられるのは私達しかいないんじゃないか?

えっ!?だからガンバが送ってきたの?そうかガンバは私達だったらこの子を世界一幸せなワンコにしてあげられるからって、誰も受け入れられなくても私達なら大丈夫だからって?

初めてだ、こんなに不安な気持ちで大丈夫か私達?

ワクワクだったはずの待ちに待ったアダプションの日、私達はしばらく「どうする?」「どうする?」の押し問答を繰り返した。

でも・・・ガンバが選んだ子。この子は家に来るべき子なんだ!

2匹一緒に受け入れようと思っていたが、2匹目の子は今日は無理だな、小型犬しかいないし、2~3週間たったら大型犬のチビワンコ達が来るっていうからって思っていたら・・・

「あ~この子PomPomっていう女の子なんだけど、この子はずっとOllieと一緒にいるのよねぇ、遊ぶのも寝るのもずっと一緒」って、どこから出てきたのよ、PomPom(笑)いやいや、この子はどうみても小さいワンコでしょう?家は代々大型犬なのよ、あっはっはっは!

「んじゃこの子も一緒に」

というわけでPomPomも家に来ることになった。

JackieさんはOllieとお別れするとき泣いていた。いっぱい子犬たちを送り出してきたJackieさんがOllieとの別れで泣いていた。この子は特別な子なんだ。

2020年11月26日 Ollieがパランに、PomPomがギンギンになった日。

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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