41年ぶりのセブ島 (ボロカイ島について)

ボロカイ島はざっくりと7つのセクションに分かれている。そのうちビーチの面したStation 1, Station 2, Station3がホテルが立ち並ぶエリアだ。

これが結構興味深い(笑)。一目瞭然としてホテルのランクが分かれている。

Station1はいわゆる高級リゾートホテルが立ち並ぶエリア。ビーチ自体はパブリックビーチだが、ホテルの敷地を通らないとビーチに出れないので、ほぼプライベートビーチ。そしてホテル以外には何もないので、人通りもホテルの宿泊客位でとても静かである。

Station2は繁華街的なビーチ。レストランからナイトクラブ、お土産屋、ちょっとした市場?、スーパーマーケット、ショッピングモール、マッサージパーラー、島でのアクティビティの出発地点と朝から夜中まで賑やかなエリア。ホテルはまぁまぁのランク。

最後にStation 3。Station3はビーチ続きでStation2と繋がっているが、賑やかなエリアはStation2までで、Station3に入ると、店はポツポツ。そしてこのエリアはご予算に優しいホテルエリアということだ。

Station 2 とStation3は2キロくらいの距離。ビーチで繋がっているので、歩いているうちに「ん?これStation 3エリア?」みたいな感じになる。

Station 1というか、Station 0と別名呼ばれているエリアからだと、ビーチを伝わってStation2に行くのはちょっと難儀である。歩こうと思えば歩けるのだろうけれど、満ち潮だと砂浜がなくなってしまうところがあるからである。

もちろんビーチと平行している道路を歩いて行くことも出来るが、私達はシニアなので(笑)、この三輪バイクで移動した。Station1からStation2まで250 ペソ、ほぼ観光客相手だからであろう、フィリピンにしてはお高め。まぁ距離にもよるが、セブ島内でGrabに乗るのと同じ位だ。

この三輪バイク、どこでもひろえるのが便利。タクシーとまではいわないが、所々に停まっている。ホテルからはStation2までシャトルバスが出ているが、朝と夕方の数時間のみなので、フロントでこの三輪バイクを呼んでもらう。

ホテルのシャトルバスやこの三輪バイクが主にゲストを降ろしたり、乗せたりするのが、Station2の真ん中くらいにあるJollibeeの駐車場である。

このJolliBee、もしかしたら知らない人の方が多いのでは?なんでもある日本なのに、Jollibeeはまだ日本に店舗を出していない。アメリカにはあるぞ。という事で、ちょっとJollibeeについてお話しよう。

Jollibeeはファーストフードの店、マクドナルドとならんで、フィリピンの若い子達に人気の店。一番の売り物はフライドチキン。

アメリカではJollibeeのフライドチキンが、ケンタッキーフライドチキンを抜いて、2024年、2025年と2年連続The Best Fast Food Fried Chickenの賞を獲得している。お値段もケンタッキーフライドチキンよりリーズナブル。フライドチキン以外にも人気のマンゴーパイや、スパゲッティがある。スパゲッティはフィリピン人には定番の一品らしい。

ハワイのマクドナルドに行った人は知っていると思うが、ハワイのマクドナルドには「ご飯(白米)」がサイドメニューにある。「ご飯」は当たり前のフィリピン人にとっても、こういうファーストフードにも「ご飯」は必ずある。

アメリカのJollibeeではどうなのかと、先日近所にあるJollibeeに行ってみた。さすがにフィリピン人を始め、他のアジア人に人気のあるJollibeeだ。ある、ご飯はやっぱりある。ハンバーガーもあるが、メニューをみるとバンズなしのハンバーガーパテだけもある。そう、ご飯にハンバーガーのパテ、そしてフライドチキン、サイドにグレービーソースをつけて、フィリピン人は食べるのだ。

ご飯はまるでハンバーガーのように包まれて出て来る(笑)。ちゃんと「Rice]と書いてある。

アメリカで、Jollibeeのフライドチキンとマンゴーパイは食べたが、スパゲッティはまだ食べていなかった。私は今回の旅行で、本場のフィリピン料理、フィリピンのデザートハロハロ、そしてJollibeeのスパゲッティは絶対に食べる!と決めていた。

本場のフィリピン料理はBayBayの家で毎日食べれたので、クリア。しかし一週間近くいるのに、ハロハロとスパゲッティはまだである。BayBayの家のはす向かいにはJollibeeがあるのだが、アラとグレンが毎日美味しいご飯を用意してくれるので、外で何かを食べるという事がなかった。

私はここボロカイ島で念願のJollibeeのスパゲッティを食べることが出来た!(ってアメリカでも食べれるんだけどね、やっぱりフィリピンのJollibeeだから、フィリピンで)。

実は私はフィリピンで「屋台」的なフィリピン料理を食べたかったのである。しかしうちの旦那くんは、そういう店より「レストラン」に行きたがる。そして残念ながら90%位の確立で旦那くんの選んだレストランは外れなのである。

ボロカイ島初日の夕飯もそんな感じで、悪くはなかったが、「屋台」っぽい所で食べたかった私としては外れだった。

(メニューにはアドボとあったが・・・アドボってこんなにファンシーなもんじゃねぇ~ぞ、

どこがアドボなのよ?ねぇ?)

でもフィリピン人がバケーション来たら、いつものフィリピン料理じゃないのが食べたいってなるのか・・・と一応納得。ん?納得じゃないだろう?私は日本でいう「街中華」「レール下の焼き鳥屋」みたいな、ちょっと入るのにドキドキするような店に行ってみたいのよぉ~

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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