Taclobanの空港は薄暗かった。ビルに入ったらいきなりWaiting Area。満席とは言わないが、結構な人がすでに座っている。
まぁまぁ取りあえずチェックインをと列に並んでいると、そこはフィリピンエアラインのカウンターの列だった。


オォなるほど、よく見ると薄暗いロビーにはフィリピンエアライン、セブパシフィック、そしてエアアジアのカウンターがある。私達はセブパシフィックである。
セブパシフィックのカウンターに行くと、まだ閉まっている。すると中にいたスタッフが、11時にカウンターは開くので、そこに荷物を置いて待っていてくださいという。ん?そこ?と思っていると、セブパシフィックはそこから手続きが始まるから、そこにおいておけば一番に手続きが出来るよということである。

もう一人すでに順番待ちをしているようだ。なんか平和・・・日本やアメリカでは多分ダメだと思う。スーツケース置きっぱなし(笑)。
しかし、11時にカウンターが開きますと言われたが、一向にカウンターが開かない。中でスタッフはウロウロしたり・・・ランチを食べ始めたりしている。結構のんびりモード。結局12時近くにやっと搭乗手続きをすることができ、ゲートを通過する事ができた。
中に入ると・・・うわっ!結構近代的(失礼!)Dunkin’ Donuts や Goldilocks(アメリカやカナダに進出しているフィリピンベーカリー)その他Coffee shopとかが入っているではないか!!スゴイ、いきなりこの狭い空港のロビーに・・・(笑)。

搭乗案内にはまだフィリピンエアラインの表示しか出ていない。私達はSiopao(フィリピンの肉まん)をGoldilocksで買って、食べながら搭乗案内に自分達が乗る飛行機が表示されるのを待っていた。


すると目の前をゆっくりと横切るセブパシフィックのプロペラ機。
なぁ~んだ、私達の乗る飛行機が遅れていたんだぁ、遅れているならそうやって表示とかしてくれよぉ~。私たちは乗客が降りたばかりのプロペラ機に乗り、セブ島に向かった。昨日とは打って変わっての晴天である。(またもやラッキー!)
2回目のCebu-Mactan空港である。もう要領はつかめた。国内便なので、預けた荷物が出て来る場所が違うだけ。荷物の出て来るターンテーブル付近には、モニターが備え付けてあり、荷物がそのターンテーブルに運ばれてくる様子が移っている。ん?これ必要か?とも思ってしまうが、まぁなんとなく近代的な空港感がある。
Grabで昨日から宿泊するはずだったShangri-La Mactan, Cebu Hotelに向かった。ここも5つ星がついているホテルである。

デカイ~ しかし残念だ、今日一泊だけして、明日の朝にはボロカイ島に向かう。プールやビーチでのんびり過ごす時間はない。
一年中通して暖かいセブ島だが、この時期は台風シーズンでホテルや観光地はシーズンオフの期間であるが、ホテルには利用客がけっこういる。結婚式もやっているようだ。
ホテル的にはというか、セブ島やレイテ島はメキシコに非常に似ている。観光地化されているエリアはとても綺麗なのだが、一歩街中に足を踏み入れると、まったく違う世界に入ってしまう。
このホテルの敷地内は別世界である。
さてさて、断水でシャワーが浴びられなかった私達は早速シャワーをあびてさっぱりしようと・・・ん?シャンプー、シャンプー、そしてもう一つもシャンプー。ありゃぁ?アメリカや日本の5つ星がついているホテルでは、まずないだろう(笑)。
でももしかしたら、セブ島ではすべてシャンプーなのかもしれないと思い、ちょっと控えめにルームサービスに電話をしてみた。「あのぉ・・・もしかしたらこれが普通なのかもしれないんだけど、シャワーにあるソープが3つとも全部シャンプーなんだけど、これってスタンダードなセッティングなのかな?」って。
まぁシャンプー使って、さっぱりはしたので、夕飯を食べに行き、部屋に戻ると、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープに変わっていた(笑)。やっぱり間違えていたんだぁ!
そしてホテルの中を探索する間もなく、翌朝私達はまたガラガラとスーツケースを引きながら、Cebu-Mactan空港からCaticlan空港まで飛んだ。