41年ぶりのセブ島 (41年前のセブ島の思い出 その2)

当時日本はバブル期真っただ中。セブ島にも日本の企業が進出し、「リゾート」や「ゴルフ場」を開発していた時代だった。

セブ空港に着いていきなりショッキングな光景を目にした。私達の飛行機が到着した空港・・・えっこれが空港? 

そこにあったのは、平屋の小さいプレハブのような作りの小屋。そこが空港。そしてタラップを降りて、その小屋へ向かうと、その小屋の中はエアコンではなく「日立」と書いてある扇風機が一台カラカラと回っていた。入国手続きをどのようにしたのかは、覚えていないが、出口付近で女性の職員がボディチェックをして・・・ツアーのバスが待つ外へ。

やったぁ~きたぁ~!!セブ島!となるはずだったのだが・・・

バスに乗りこんだとたんに、どこからともなく子供達が出てきて、バスを囲んだ。手に持った貝殻でできたお土産品や、ウクレレを掲げながら、買ってくれ~、何かくれ~というジェスチャーでバスの窓を叩きながら、走るバスを走って追いかけてくれではないか!

コワイ、コワイ、コワイ!

今だからこうやって回想することができるが、当時はもうほぼバニック状態だ。身を守らなきゃ!もうそんな感じ。なんていう所に来てしまったのか!?知らない土地でいきなり恐怖のWelcomeだ。

そのあとバスで昼食。中華料理のレストランだったと思う。ツアーの流れをしっかりと把握していなかった私達は、言われるがままにその昼食会場へ。この時にしっかりと食事をとっておけばよかった・・・と後で後悔することになる。

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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