2025年夏の帰国 完結編 (しばらくゆっくりできると思っていたら・・・)

今回の帰国は、もちろん母の介護の為。とはいえ、昨年よりサ高住に入居しているので、私がいつでも飛んでいける、だから1人になることはない、という安心感を持ってもらう為の帰国だ。

これから先も、しばらくは3ヶ月に1度のペースで母に会いに行こうと思っている。

私の3大イベント、在留カードの更新、眉のアートメイク、そしてプチクラス会と無事に全部こなす事ができ、また今でもしっかりと繋がっている、良き友にも合う事が出来て、もの凄く充実した、無駄のない滞在だった。

アメリカに戻り3週間経つが、未だにベッドの中で(あれ?今日はどこに行くんだっけ?)としばらく考えてしまう(笑)。

これからの帰国はゆっくりと実家の片付けをしながらすごせばいいな・・・と思っていた矢先に、母のいるサ高住の事務長さんから妹に連絡が入った。

なんと今回行われた、介護保険認定調査の結果が、「自立」と認定されたというのだ。今年90歳を迎える母が、「自立」と認定されたことは、本来ならば「すご~い!!」と喜ぶべきことなのだが、介護保険認定の調査の「自立」という認定は、「日常生活に支援や見守りが必要ない」ということで、介護保険非該当になってしまうという判断である。

いやいやいや、なんで?どうやってサ高住に居る、小っちゃくなって、自分の毛布すら重くて持ち上げられなくて、お風呂でも見守りしてもらわないと、転倒の恐れがある、御年90歳のおばあちゃんが「自立」!?

そもそも、母は父が他界してからは、自分でしっかりと「食べる」ということが出来なくなり、それにより極度に体が衰弱してしまい、急遽入院となり、これ以上1人で生活する事は「できません」という主治医からの判断で、昨年サ高住に入居することになったわけだから、もうその時点で母には「支援」が必要であったわけだ。

今回の入院以前、というか父がまだ健在な時でも、母は「要支援1」の認定を受けていた。

サ高住に入居したことで、栄養のバランスの取れた3食の食事を頂く事ができ、お風呂にもスタッフの方が付き添ってくれるので、安心して入ることができる。お薬も忘れる事のないように、ちゃんと決まった時間に用意してくれる。そういう支援があって、今の母がある、それなのに今になって「自立」?

そして介護保険の認定が「自立」となると、すっかり馴染んで、安心して毎日が過ごせているサ高住を退居しなければならない。

こうやってブログを書いている間にも、私は母のケアマネージャーさんとメールでやり取りをしている。現在のところケアマネージャーさんから「再申請」を出してもらっているところだ。ケアマネージャーさんも、主治医の見解書、そして日頃の生活からみて、「自立」というのは考えられないですということだ。

日本に居る妹と私は、天に居る父に「じじ、頼むぞ!」と祈るばかりだ。

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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