2025年夏の帰国 在留カードの更新(その4在留カードの更新の申請審査)

大阪出入国在留管理局(以下 管理局)での経験は想像もしていなかった。手続きに関して言うと、流れ作業である。職員さんたちの役割がしっかりと、そしてすっぱりと決まっていて、絶対に知識はあると思うのだが、自分の窓口で対応する以外の事に関しては「あちらの窓口で」と担当部署に回される。

質問があっても、部署が違うと適切な窓口へと促される。去年在留カードを発行してもらってから、アメリカに戻るときに、法務省のホームページの情報がちょっとわかりにくかったので、電話で問い合わせをしたことがある。これらはあくまでも私見であるが、電話で問い合わせしたほうが、早く且つ必要としている情報が的確に得られたような気がする。

と今では落ち着いて、この在留カードの更新の経験をBlogに綴っているが、数週間前、申請の審査が通るかどうかわからない、そしていつ結果でるのかと、待機中の時は予定がつかず、なんだか気もそぞろ。

足りなかった書類はどうするのだろう?仮で審査の合否を出して、審査が大まか通ったと仮定して、カードを受け取る当日に提出するのだろうか?管理局はどのような手段で私にコンタクトを取るのだろうか?

私は日本の番号がある携帯電話を所持していない。友達や母、妹との連絡やアメリカにいる旦那君との連絡は「Line」や「Messenger」で出来るので、いつも日本に滞在中は、モバイルWiFiをレンタルして、アメリカの携帯を使っている。連絡先で使う電話番号は実家の家電である。

連絡が取れる電話番号を・・・と言われても私には家電の番号しかないのである。そして母が高齢者住居に入居してしまった今では、家に電話をもらっても、私が留守の場合は、電話を受ける人が居ない。おまけに実家の電話には留守電の機能が付いていない。今回の帰国で、ほとんど実家に居ない私は、私がいない間に、管理局から連絡が来たらアウトだ。どうしよう・・・

もう、頭の中はどうしよう、どうしよう・・・である。最悪の場合はアメリカに戻る日を変えよう。

大阪から戻り、10日間は母の外泊届を出し、プチ旅行を兼ねながら、母と一緒に過ごす予定でいた。そしてたまたま母が居た金曜日の朝、管理局から電話があった。その時私は野暮用で外に出ていたのだ。なんという奇跡のタイミング!普段だったら私しかしない実家。留守電が付いていないので、この連絡を逃していたら、電話がかかってきたことすらわからなかったわけである。

幸い、管理局から同日の午後に再度連絡があった。本当によかった!電話の内容は足りない書類とその送付先の案内であった。

他の人の例はわからないが、私の場合は、日本に「住む・暮らす」目的ではなく、自身が元日本国籍で、現在でも日本国籍の母親の介護そしてその後の起こり得る手続きに必要な身分の証明等の為に、在留の許可を必要としているので、アメリカと日本を行き来している状態である。

私の申請理由が審査の合否を決定する際に疑問を抱かれるかもしれないので、管理局の人に、シアトルの領事館の方に相談した上で、在留カードが取れるVISAの発行に至った事を説明し、その時のメールのやり取りもプリントアウトして添付することにした。

私は電話を切った後で、郵便局に向かい、速達で必要な書類を送った。

移民局で手続きをしたのが月曜日、そして連絡が来たのが金曜日・・・今日速達で書類を送ると翌日には配達される。書類を送る際に、電話で話をした担当の方宛てに送ってほしいと言われたので、月曜日にはその方の手元に届くだろう。そして順調に行けば週末、もしくわ週明になんらかの知らせが来るかもしれない。

私は週末から東京だ。

そして翌週の月曜日、東京から戻り郵便箱をみると・・・

来たぁ~在留カード発行の通知のハガキ!!!!!

私は翌朝出発の高速バスを予約し、再び大阪に向かうことになった。

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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