外国人な私 (銀行の口座を開く)

たった数分前に正式に「実印」となったスタンプ調印鑑を持って、銀行に戻った。

外国人扱いとなるからだろうか?書き込んだ書類などを本社に送信して、多分バックグラウンドチェックをして、審査に通れば口座があけられるということらしい。

私もアメリカで11年間銀行に勤めていたので、このバックグランドチェックは本当にしっかりとやらないといけないことはわかっているが、書類を含め、結構時間がかかるのである。

銀行の時計の針が3時を回った。すると職員数名ロビーに出てきた。そしてドアをロックし、シャッターを閉めた。

すっかり忘れていた!日本の銀行の窓口業務は3時終了だった!

お客さんは私一人となってしまった。なんだか申し訳ないなぁと思いながら、ポツンと窓口の椅子に座っていると「大変お待たせして申し訳ございません」と出来たてのホヤホヤの通帳をもって窓口の人が戻ってきた。いやいや申し訳ないのはこちらです。なんだかレストランの閉店5分前に入店したお客を見た店員さんの気持ちを思い浮かべてしまった。

無事にバックグランドチェックの審査も通り、銀行に口座を開く事が、私の場合は期限付き。

そうなんです、銀行口座だけではなく、住民登録も国民健康保険も、私の場合期限付き。在留カードの有効期間と同じなのです。来年在留カードを更新して、またそれを持って、町役場と銀行に提出し、期限の更新をしなければならないのです。

余談ですが、外国人は在日期間が短いと定期預金口座は開けないそうです。ATMカードは持てますが、Debit Cardがクレジットカードと同じ審査があり、私のような外国人は日本での審査に必要なデータがないためか、無残にも審査を落とされます。

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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