なんと日本で一人暮らし!?(中古車買ってよかった)

今回は空港から直接、母の入院する病院に行った。コロナが出回って以来、病院の面会時間は15分と制限されている。タクシーの運転手さんに病院で待っていてもらい、母の部屋に行ってみた。空港から直接来た私を見た母はきっとビックリするだろうと思ったが、期待外れの反応。(あれ?)マスクをしていたからか?いつもの母なら大袈裟と思うくらいビックリして、わ~!って言うのに。

15分しかない面会時間なので、とりあえず、来た事を伝え(って予めLineで行くことは伝えていたし、前日も東京についてから「行くよぉ」って言っておいたのだが・・・)しばらくして、母が「あ~○○(妹)かと思ったぁ」って。う~ん、それもちょっと変・・・ありゃ~ちょっと痴呆症が出てきたか!?

とりあえず、母には会えたし待ってもらっていたタクシーで、母のいない母のマンションへ向かった。

まさかこういう事態になるとは思っていなかった、ここから約3ヶ月、私は日本で初めての一人暮らしをすることになった。

幸いな事に、前々回の帰国の時に、母の部屋を整理整頓し、何がどこにあるかは全てと言っていいほど把握していたので、一人暮らしには全く支障はなかった。そして今回は義理の弟の協力を得て、中古車も購入してあったので、ものすごく助かった。田舎での生活は車がないと何もできない。

車の購入はギリギリまで迷ったが、前回帰国した時に、母が長距離を歩くこと、いやちょっとそこまで歩くのも難しくなってきてしまっていたので、車があれば色々と連れて行ってあげられると思い、レンタカーの選択も考えたが、借りる日数を考えると、購入しても、レンタカーを借りるにしても、かかる費用が同じくらいかなぁという結論になり、購入することに決めたのだ。

余談だが、外国人国籍になってしまった私は、レンタカー会社が提供する割引の対象にはならず、正規のレンタル料金になってしまうので、一週間、二週間と借りるとめっちゃ高くなってしまうのである。

去年帰国した時期は4月から7月の始めまでと、日本がこれから暑くなるというギリギリのところでアメリカに戻ってきてしまったので、日本の猛暑はほんの数日経験しただけである。

あの暑さの中で高齢の母が一人で生活するのは、まさに母の命に危険があると思い、今年の帰国は猛暑の日本にぶつけてみた。いやいや、流石の私でも、連日30度を超える真夏の日々、バスに乗ったり、歩いたりでは行動が限られてしまう。朝の散歩も太陽が昇ったとたんに(ぐわっ!来ったぁ~)と熱くなり、それに追い打ちをかけるように一斉にセミが鳴き始める。

車は家でじっとしているだけの生活の母をドライブに連れていったり、買い物に連れていったりできるようにと購入したのだったが、まさか毎日の病院への面会に、さらには母の引っ越しに大活躍するとは(苦笑)。

2017年生まれの私の車は、義理の弟に洗車までしてもらい、ピカピカのドヤ顔でやってきた。なので妹と私はこの車を「ドヤ」と名付けた。

翌日、さっそく私はドヤに乗り、町の役場に住民票を出しに行った。

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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