庭掃除と家庭菜園

イテテテテェ～（涙！）腰が痛ぇ～。

唯一(ちっこい)庭のある北の家に戻ってきて、早速庭掃除、ついでに家庭菜園の準備。ちっこいとはいえ、家の前と横と裏庭がある。家はこの地域の指定のグリーンベルトの沿いなので、木々が茂っている。

冬の間は寒くて外に出る気がしないし、ここ数年は秋冬をSan Diegoで過ごしているので、この時期の庭掃除は結構重労働である。熊手で枯葉と松ぼっくりを掻き出し、雑草を抜く。雑草といっても綺麗な花が咲くのだが、やはり生えてはちょっと困るところに生えてしまうので、抜く。一番手ごわいのがタンポポとキンポウゲ。とにかく生命力が強い。あとは野生のブラックベリー、果実は食べれるんだけどトゲが凶器！そしてこれも伸びる伸びる。

取りあえず、今日は家の前を掃除しようと、家の敷地ではないが、歩道の脇に生えている雑草も抜き、歩道にまで達している野生のブラックベリーも撤去。道路に落ちている枯葉や松ぼっくりも熊手で回収。

気がつくと熊手で掻き出した枯葉と松ぼっくりがスゴイ量になっていた。園芸用の手袋を二重に着けていたが、手のひらに豆が出来そうなくらい手が痛い。

雑草抜きも、膝を曲げて抜くというより、腰を曲げて抜く感じで、一段落がついたころには体がガチガチになっている。

私の家は、家自体が日陰を作ってしまうのと、ここNorthwestは夏が短い上に、日照時間（というか太陽がキラキラと輝いている時間？）が短く、さらに太陽光線が優しいため、家庭菜園の種まき、苗植えのタイミングがちょっと早かったり、遅かったりすると野菜が育たないので、天気予報を見て気温が安定してきた頃を見計らって、が～っとやらなければならない。

去年は4月に日本に帰国していたために、例年は4月半ばには終えている家庭菜園の準備を、無理かなぁと思ったけどこちらに戻ってきた7月にダメ元でやってみた・・・が・・・やはり結果全滅！ちょぼっと収穫が出来たのはインゲンのみ。

この時期に準備を行っても、太陽をサンサンにあびなければならない瓜系は育たない。でも毎年性懲りもなくトマトとズッキーニやイエロースクワッシュを植えてみる。（収穫はほとんんど期待できない）

天気予報を見ると、今週はお天気が良い。種まき、苗植えのチャンスだ！しかし腰は痛いし、関節炎の指はカチカチ。体が思うように動かなくて、ゆっくりゆっくりしか歩けない（苦笑）。

体はもうヘロヘロ状態。髪も汗と風でボウボウだし、花粉症だか鼻炎だかで鼻水もタラタラ。やっぱりもう切り上げようか・・・と思っていたところに、黒いワンコと散歩をしていた男性に「Your yard is so beautiful!!!」と言われて、エネルギーが充電されてしまった（笑）。

自分の体はあとでも癒せるが、お天気はコントロール出来ない！種まき、苗植えのタイミングは今だ！と自分でも信じられないくらいの気力が湧き出て、去年旦那クンが作り直してくれた家庭菜園の箱庭ならず、箱畑に玉ねぎの苗を植え、今年初めて挑戦する人参の種をまき、毎年使わないのになぜかあるハーブエリアのセージとタイムを抜き、トマトの苗とイエロースクワッシュの苗を植えた。

苗と種を買ったついでに、花の苗も買ってきた。今年はパンジー。それも家の前の方に小分けにして植えてみた。

後はサラダ菜とインゲンとビーツの種まきだが、もう自家製腐葉土を運ぶ力が残っていない（苦笑）。土を買おう・・・

なんて考えながらふっと気がつくと、辺りは暗くなり始めていた。

ドロドロになりながら（もう自分の中ではそんな感じ）家に入っていくと、旦那クンが「スッゴ～イ！」と私を絶賛（笑）。

ヨシ！明日も頑張ろうとガチガチの体のストレッチをして・・・翌朝。

イテテテテェ～腰が痛ぇ～。そして足が筋肉痛。