きっと私は医者から嫌われるタイプ。なんでも検索して、浅~い情報をつけちゃうから(笑)。
別に知ったかぶりをしたり、医者のいう事に論議を唱えるつもりではないが、調べてみることによって安心したり、対策を練れたりしたり、自分で治せちゃったりしたりと、自分的にはプラスになることがいっぱいなので、直ぐに「検索」してしまうのである。
人間の事だと、まぁ状況がわかりやすいので、検索もしやすいが、これがワンコになるとそうはいかない。
痛いのか、辛いのか、熱っぽいのか、痒いのか、眠れないのか、食欲がないのか・・・これは聞いてみたところで、答えてはくれない。なのでじっくりと観察するしかない。そしてそれに基づいて、検索していくのである。
今回はパラン。この子は家に来た時から曰く付きの子。健康上いつ何が起こっても・・・って心の準備をしている子。なんだかんだとアレルギー持ちで、ヤギのミルクは大丈夫だけど、ヤギのキーファ(ヨーグルト)はダメ。ピーナツは大丈夫だけど、アーモンドはダメ。もしかしたらチキンもあまりよろしくない、そして玄米ももしかしたらダメかもしれない。そんな子(笑)。
そのパラン、数週間前から左の耳の付け根のところにある、小さいポケットみたなところに3mm位の大きさのしこりが。とりあえず観察・・・
それがやがて5mm位になり・・・この時はまだコリコリとしたしこりで、(う~ん、成長が早いなぁ、皮膚にくっついている感じだし、癌?)なんて思ったりしていた。
するとあっという間に1cmを超える大きさになっているではないか!そしてその大きさに気がついた晩に・・・カリカリカリカリ・・・ペロペロペロ・・・
うわっ!と慌てて電気をつけると、パランが耳を後ろ足でかきむしっている。そしてその足を舐めている。(あ~掻き壊しちゃった!)。
早くに医者に連れて行ってあげれば良かった。痒いのか、なんだか不快な物が耳にあるからか、その晩はずっとカリカリを止めるために、私は寝れなかった。エリマキトカゲ(エリザベスカラー)をつけても、今度はそのエリマキトカゲの内側をペロペロ。

朝、明るい所で耳を見てみると、(ありゃ~・・・)である。病院かぁ・・・だよなぁ・・・
朝一番の空きのある時間を抑えて、病院に連れて行った。とりあえず、心配することはない種類の腫瘍だと思うとの見解。「ただ化膿を起こしているので、抗生物質を出しておきます。あれ?」(うわぁ~来た来た来た、何かいわれるぞぉ)と思っていると、「Heartwormの検査やってないですねぇ、これやっておきましょう。」
あ~そう来たか!でもこの検査をしないと、ノミとダニとHeartwormの予防薬が出せないって・・・ん?そうなの?
結構この検査を避けてきていたんだけど・・・やっても意味あるのかなぁって。それだけじゃなくて、「検索」をしたら費用は$25位からって出ているのに、この病院だと$75位かかってしまう。でも毎回言われるのも面倒なので、ここは腹を決めて・・・えっ!ということはギンギンも?同じ薬もらうからこのテストやらなきゃダメなの?あ~もう仕方がない!
だからワンコ達を病院に連れて行くのは勇気と決心がいるのよ。ん?決心?そう・・・今日のパランとギンギンのお会計・・・$700+(今日の為替ですと・・・¥99,572)
お金じゃないのよ、ワンコの健康が第一!・・・いや、やっぱりちょっと痛いです(苦笑)。