更年期にまつわる話と言えばそうなるのだろうけど、話をちょっと飛ばして、近年の私。
いつからだろう、ジーンズが似合わなくなってしまっていた。そしてあんなに嫌いだったVネックのT-shirtがしっくりときちゃうようになっている。
たかがT-Shirt、されどT-Shirtである。ちょっと前まではどのT-Shirtでも、チャッチャッと着ていたが、「ん?・・・似合わない」
7分丈のパンツは、買ったはいいが、なんだか老けてみえるから寄付しちゃおうと思っていたが、最近はそればかり穿いている。
そして気がつけば、クローゼットの中の服は 「黒」と「ダークグレー」が占めている。

ファッションには興味はあるが、自分の着る服は、結構流行り廃れのないものばかりだった。その服が「似合わない」って・・・
あっ!そうか、そうなんだ!昔買った服っていう事は、私が若い頃に買った(少なくても今より若い時)服なわけで、それが似合わないっていうのは・・・若い時に買った服を着て「若作り」現象に陥ってしまっているんだわ!
そういえば・・・久々に日本の美容院に行くと若いスタッフさんが持ってきてくれる雑誌が「婦人画報」とか「大人のおしゃれ手帳」とかだ。思わず、苦笑いしてしまう。そうなんだ、私ってそういう年齢なんだ。みんなの目に映っている私はそういう年齢なんだ。
頭の中が成長していない私は、気持ち的には、いつまでたっても20歳~35歳くらいの自分で止まっているが、容姿は着々と還暦を迎えた私になっているんだ。
どうする私?もうこうなったら「素敵なおばさん」になるしかないでしょ!
「年相応」のというと、家の母は「そんな事はない!」というが ー 家の母は88歳だけれども、未だに自分の年齢を受け入れられなくて、戦っています(笑) 母の事はまた別の機会にお話しします ー やはり「年相応」の服を着るとしっくりとくる。いやいや、服というよりスタイル、色合い、デザイン、組み合わせが私を「素敵なおばさん」にしてくれるようだ。
頑張ろう!めざせ「素敵なおばさん」!!