やっちまったぜ

私は今日本に居る。実家というか、ここで生まれ育ったわけではないが、高齢になってしまった母が住むマンションに居る。

ここは、いわゆる・・・田舎。母の住むマンションは、昔は誰もが知るような立派なリゾートマンションだったが、今やさびれてしまって「リゾートマンション」の面影は全くない。ただ唯一、温泉の大浴場と海と山が見えることは変わらない。

最近は日本でも乾燥機がある家があるようだが、うちは洗濯物は天気の良い日は外に干し、天気の悪い日は部屋干しである。日本の洗濯機には部屋干し機能が付いていて、しっかりと脱水をしてくれるので、天気の悪い部屋干しの日には結構助かる。

今朝は「超」をつけても良いくらい「良い天気」である。私は明日アメリカに戻るので、ジーンズとかスエットセーターとか厚手の洋服は今日洗うのに丁度いいと思い、朝から洗濯機を回した。お天気は良いが、厚手の物ばかりなので、部屋干し機能をつかってしっかりと脱水もした。

私が帰国すると、母と役割を分担することにしている。私は料理、買い物担当。母は洗濯、掃除担当。私の趣味が料理ということもあるが、８８歳になる母が、少しでも体を動かす機会があるようにこのように担当を決めている。

その母が、奥の方から「ありゃぁ～大変なことになっているよ～ん」と叫んでいる。

（なんだ？なんだ？部屋干しの脱水で服が破れたのか？）と思いながら、母がもってきた洗濯物が入ったかごを見ると・・・

ありゃ～！やっちまった！！

ポケットにティッシュペーパーが入っていたか！？　そして部屋干し機能なんぞ使ってしまったもんだから、もう綺麗にみじん切り（涙）しかし、不幸中の幸い？部屋干し機能を使ったから、しっかりと脱水されて、服を叩いただけで、パラパラと・・・

すると母が「使える奴」と持ってきた。「The　竹ぼうきミニ」である。早い、早い、アッという間にティッシュペーパーを落としてくれる。

この「竹ぼうきミニ」のおかげで、あっという間に絡みついたテッシュペーパを取ることが出来た。

しばらくすると、母が「内側～！！」と叫んでいる。

しまった、そうかひっくり返して内側を確認するのを怠ってしまっていた（笑）

まぁいいや、洗濯は母の担当なので・・・（ダメ？？）