友達夫婦が1ヶ月ヨーロッパに旅行に行くと言う。そして愛犬Lucyちゃんをペットホテルに預けるという・・・ナニィ~!!!!
という事で、頼まれもしないのに、家の旦那くんと私はBabysitterを立候補した。だってそうでしょ、ペットホテル!?
いやいやわからないでもない。実は家がそうだから(苦笑)友達に頼めばきっと「いいよ」って言ってくれると思うが、私達の友達のワンコはみんな小型犬。家は代々大型犬なので、やっぱりなんだかお願いするのは気が引ける。と言う訳で、なんとなくお願いしづらかった。家を長期で空ける時は、住み込みで面倒を見てくれるペットシッターのプロの人を頼むか、1,000キロ離れたアイダホ州に住む、義理の母にお願いしていた。
でも彼らのLucyちゃんはパグ、そう小型犬。きっと1ヶ月という長期間なので、頼みづらかったのだろう。
3日前にLucyをDrop-offしに友達夫婦が家に来た・・・が・・・Lucyが玄関で思い切り突っ張って中に入らない。何やらこれから自分に起こる事を察したのかもしれない!? まさに(やだぁ~!なんだかイヤな予感がするのよぉ~!!ここの家に入りたくないよぉ~!)と言わんばかりだ。
彼らが帰る時にも、(さぁ~て、帰るのね!)と玄関に・・・ すると知らないオバサンに抱きかかえられ・・・(えっ?えっ?ママァ~パパァ~)
初日の夜、夕飯にはクンクンと匂いを嗅ぐことも無く、ガン無視。友達が「Lucyはご飯食べたり、食べなかったり。結構 High Maintenanceなのよ」と言っていたので、まぁ一食抜いた位なら大丈夫そうである。お腹が空いたら食べるだろう。
それよりなにより、このLucy, ママとパパが帰ってしまってから固まって動かない。
頑固にママの匂いが残っていると思われる、彼女が座っていた椅子から動こうとしなかった。



抱きかかえて、一緒にベッドに入ったが、やはり緊張で固まってしまっている。もうカチコチの、10キロのお米の袋を抱えているようだ。
今まで友達のワンコを何度も預かってきたが、こんなに緊張して固まってしまう子は初めてだ。胸が痛くなる。もう明らかにSeparation Anxiety(愛着のある人物や場所から離れる事にたいし、不安を感じる事)である。
がんばれLucy!