何とかならないものだろうか?と思い始めたきっかけ。その2

彼女からの手紙には、本当にさらりと「重病を患ってしまった」とだけ書かれていた。

私はとにかく慌てて電話をした。電話の向こうの彼女は、いつもの通り「もうさ、幼稚園の職員の健康診断でお腹がはっているのがひっかかって、検査受けたらね、卵巣がんだって」という。それだけではない、その検査を受け、卵巣がんだと診断された後、入院、手術までになんと1ヶ月ちょっとも「待ち時間」があったという。

彼女は「もうさ、病院は婦人科でしょ、妊婦さんと同じくらいお腹がパンパンでさ、摘出したときはフットボールくらいの大きさだったのよ」えっ?えっ?彼女はこんな大事な、それも卵巣がんの事を普通に話す。さらに「あんなに瘦せたかったのに、もうさなんだかガリガリになっちゃって」・・・・

なんであんなに健康優良児だった彼女が「癌」?

電話をきってから私は「卵巣がん」について検索した。「サイレントキラー」初期段階には、ほとんど自覚症状がない。彼女から聞いた経過や症状をもとに、インターネットで検索してみた。彼女が病院で治療を始めた時点で、おそらくステージ3の後半、もしかしたらすでにステージ4。

彼女が「癌」になって、最初に浮かんだ思いは「なぜ?」だった。何が原因で、何かきっかけで、あんなに元気だったカラダを癌が喰いつくしてしまったのだろう?

ずっと、ずっと考えていた。そして検索しまくった。

カラダの中で元気だった細胞に「何か」がきっかけで、異変がおきて、癌細胞に変わった。もしくは生まれつき持っていた、ちょっと「いびつな細胞」が「何か」のきっかけで栄養補給しちゃって、いい細胞をどんどん壊していってしまう。単純にこういう結論に至った。

そして思った。もし「何か」がきっかけで、細胞に異変ももたらすのなら、その「何か」を取り除く、もしくは取り入れなければ体の中の細胞は健康な状態でいられるのでは。

そりゃそうだ、だから医学というものがある。特に「癌」に関しては、研究に研究を重ね、そしてその研究には終止符というものがない。そして医療の技術も日々進化している。

でも私が焦点を置き始めたのは、そこではない。そこは西洋医学に任せればいい。治療をする事は必要である。

私の「なぜ?」という疑問は、健康だったカラダ、細胞が「癌細胞」に変わってしまった、もしくは生まれつき持っていたかもしれない「いびつな細胞」が「癌細胞」としてカラダを支配し始めてしまった。だったら「癌細胞」になる前の状態にリバースすることはできないものだろうか?ということだった。

細胞を健康な状態に戻す事、そして出来る事ならば、「癌細胞」が出来ないようなカラダに戻す事。

何冊か本も読んでみた。その中で「これだ!」と思える本に出合えた。

それが Kelly A. Turner PhD の「Radical Remissoin」である。日本語版も出ている、「がんが自然に治る生き方」である。

がんが自然に治る生き方。そうだ、「癌」が・・・言い方はおかしいが・・・生活している間に自然に出来てしまった、だったらその生活を見直してみよう。そして「癌」が自然にカラダを支配しないように「癌細胞」が自然に増える環境じゃない生き方、「癌細胞」が消滅するような生き方があるのかもしれない。

わかっている(つもりではいる)。今このブログを読んでいただいている方の中には、ハッシュタグで出てきたキーワードで、何か期待と希望をもって、そしてブログを読んで、がっかりして、「健康体のあなたに何がわかる?」と思われている方もいるかもしれない。

さらに怒りをさそってしまうかもしれないが、諦めないで探し続けてもらいたい。家族や支えてくれている人たちにも、「がんが自然に治る生き方」そして、これから紹介していくナナ ホルトさんの著書、「アメリカで学んだALSをリバースするほどの難病の治し方」を是非読んでもらいたいと思う。

「癌」と共に今を生きる、「難病」と共に今を生きるということは、想像がつかないほど過酷な挑戦である、でもこれらの本を読むことで、その過酷な挑戦の「今を生きる」から「生きていく」「これからも生きていく」ということが可能であるということに目を向けてもらいたいと心から思う。

余命宣告を受け、与えられた時間を生きるのは言葉では表せないくらい、大切な事である。でも余命宣告を受けたが、医者が真実を受け止められないくらいのリカバリーをみせ、ただ生きるのではなく、自分の人生を生きている人がいることを知ってほしい。

今を必死で生きている人、抗がん剤の治療で苦しんでいる人、愛する人が苦しんでいるのに何もできない事に悔やむ人、自分の置かれている状況に絶望感を抱いてしまっている人。そういう人達はもう十分に頑張っている、だから私が知ったかぶりをして物を言う事はできないし、そんな立場にいるわけでもない。

私は言えなかった。この幼馴染が癌の治療を受けている間に、何も言えなかった。私はもう一人、大好きだった先輩も癌で亡くしている。胃がんだった。この時も言えなかった。健康体の私が言って何になる?みんな「やれること」を「やれるだけ」やっているんだ。家族だって涙をこらえて、笑顔をつくりながら必死で頑張っているんだ。私に何が言える・・・

だからこそ、自分でみつけてもらいたい。医者のいう事も大切な情報だ。しかし、ナナ ホルトさんの本、ケリーターナー女史の本、その他の情報。私のブログ、他の人のブログ、色々と情報を得て、その中から自分が(これかもしれない?)というものが見つかれば、それをしっかりと試してもらいたい。特効薬はない、近道もない。じっくりと、少しずつ、治る、治す!と信じて。医学の力も必要だと思う。だけど、全てを受けるのではなく、自分でも治す生き方があると信じて探してもらいたい。

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

コメントを残す