アリ、アリ、アリィ~ こんな事になるなんて・・・!?

プロの害虫駆除が来たので、もう安心!と私たちの中では全てが解決したと思っていた。

まさか今までに経験したことのない、参事が待ち受けているとは考えもしていなかったのである。

害虫駆除のプロはAntonio。そう、このAntonioがジェルの効用を教えてくれた。Trapを置いた所を見てみると、確かにアリが集まってきている。ヨシヨシ、作戦通りだな、と安心していた。

後から思うと、なぜAntonioに質問しておかなかったのか・・・どの位の期間で殺虫ジェルの効果があらわれるのか、そして・・・この後何が起こるのか。

いやいや、害虫駆除をしたのだから、アリはいなくなると思うじゃん、通常の生活に戻れるとおもうじゃん。しかし翌日私たちが目にしたものは・・・

アリの大群

もうびっくりなんてもんじゃない!今までの大群とはその数の桁が違う。

甘い殺虫剤のジェルに誘われて、Trapを仕掛けた場所にアリの大群が!Trapをいっぱい置いてもらった分、アリの大群がいっぱい。あっちにもこっちにも。これはアメリカでいう「open a jar of warms」ならず、「open a jar of ants」である。

Trapの周りだけではない、なんと天井にも、壁にも!

またもやあまりにもパニック状態になってしまい、写真を撮り忘れた。

下の写真は朝の4時から午後の3時まで、悪戦苦闘し、散々アリの大群と戦った後のもの。あまりその時の状況を表していないが、11時間の格闘の末ですら、家の中にこれだけアリが居る事自体が尋常ではない事を理解していただけるだろうか?

こんな事になるなんて・・・更にこの日は市の水道水の点検で、朝10時から3時まで断水!なんてっこった。あまりのパニック状態で、朝のコーヒーも、朝ごはんも何も準備しないで、ひたすらアリの大群と戦っていた。どこから来るのかこのアリ達?

普段だったら、10時からの断水も、なんだかんだと11時近くまで水が使えていた。そして1時半位には通常に戻っていた。しかしこういう時に限って、断水は予定より20分も早くはじまってしまっていた。ギリギリでシャワーをと思っていたが、水もお湯も出ない!うわぁ~旦那くんも私もシャワーを浴びそびれ、髪もボウボウ、洋服もクタクタの状態だ。でも午後には断水も終わるだろうと思っていたが、またもやこういう時に限って、一向に断水は終わらない。しっかり3時まで水は止まったままだった。

クローゼットからパントレイ、流しの下、ベッドの後ろ。すべて物を取り出し、家具を動かし、ついでに掃除もして、旦那くんと私はクタクタのまま、Antonioが使っていたようなジェルとEarth Dust*とコーキングを買いに出かけた。

私たちの作戦は・・・隙間という隙間をコーキングで埋めて、殺虫剤のジェルとEarth Dustを、壁に小さな穴をあけて交互に流し込むという方法だ。

Earth Dustはアリの駆除をネットで検索した時に出てきたものだが、実はこの存在は知っていた。ただ忘れていただけだ(笑)

私の友人が「アメリカで学んだALSをリバースするほどの難病の治し方、デトックス編」*で紹介していた。珪藻土**だ。もちろんデトックスで使用するのは、Food Grade(食用)の物だが、デトックスや犬や猫の寄生虫のコントロールにも使える位だから、Pet Friendly だし、安全だ。

確かにアリの駆除にも効果があると書いてある。いやいやすっかり忘れていた!日本で、チョークで線を引くと、アリがそこから入ってこないというのを聞いたことがないか?ようするにそれだ。Earth Dust (珪藻土)はなんていうか、チョークや石灰みたいな粉。

ジェルでアリを退治するのと同時に、アリが嫌いなこの粉で入ってこないようにする。どうだ!参ったか?(笑)

という事で、プロの害虫駆除の後始末(笑)、やっぱり最終的には自分たちでやったってわけだ。

Antonioが仕掛けた、殺虫ジェルの効果は結構すぐに出た。アリの大群の次に、アリの大量死骸だ。

そして私たちの作戦も成功したかもしれない。とりあえず、日に日にアリの量が減り、今ではゼロになった。しかしこれは殺虫剤、隙間埋め、Earth Dustのお陰だけではないかもしれない、アリ大量出没の日以来、雨がふっていないのである。

雨が降ってもアリが出てこなくなったら、作戦大成功とし、ビールで乾杯をしよう!でもそれがわかるのは、いつになることやら。アリは忘れたころにやって来る・・・かもしれないのだ。

参考までに・・・

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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