コロナ禍に入る前は、年に2回両親と過ごす時間を持つようにしていた。
仕事をしていた頃は「有給休暇」と申請して、帰国をしていたわけだが、アメリカの会社は日本とこの休みに関しては大分違うような気がする。まぁこれは私が勝手に思っているだけだが、そして私が働いていた会社がIT関係の、まぁいわゆる「今時?」の会社だったからかもしれないが、日本じゃこうはいかないだろうな?と思うところが色々あった。
ちなみに私が10年ちょっと働いていた会社は有給休暇が使わないとどんどん繰り越しになって、結構貯まる。またその後に働いていた会社に関しては有給休暇無限大であった。そう、仕事に支障がなく、ボスのOKがでればいくらでも有給で休暇が取れる。
そんなわけで私は年に2週間程度の休みを3回位取ることができた。その内の2回は帰国に使っていた。
しかし、休暇だからといって仕事を忘れてぇ~なんて100%ワクワクはできない。
多分日本の人達もそうなんだろうと思うけど、一日会社を休んだだけで、仕事のメールがゲボが出るくらいInbox(受信箱)に来ちゃうのだ。
だから2週間休むともう大変な事になってしまう。あらかじめ休みをもらっていますので、緊急なご用件は・・・と同僚やボスのメールに転送をお願いはするが、それにしても最初に来るメールはInboxに入っているわけで、それを転送してくださる方が、私のメールにもコピーで送ってくれるものだから、もう同じ内容のメールややり取りがMt. FujiいやMt. Everest状態だ!
休暇の度に、メール受信の自動設定をして、いらないメールは直でごみ箱へ、あとは取引先や送り主別の受信箱へ落ちるようにはしておくが、それでも会社のメールを開けるときはドキドキしてしまう。そして毎回はゲボリそうになる。
私は携帯に会社のメールを受けるように設定することは絶対にやらなかった。なので携帯へは仕事関係のメールは来なかったが、同僚やボスは便利さ?から自分の携帯でも会社のメールが受け取れるように設定をしている。(なぜだ・・・?)そして営業や宣伝などの他の部署の人達は会社から携帯電話が業務用ということで配給されているので、当然の如くこのEndlessのメールがくるわけだ。どうやってこのメール地獄と戦っているのか、私の想像をはるかに超える世界だった。
なので・・・休暇をとっても会社のノートパソコンをいつも持ち歩くようにして、休暇だけど、一応毎日メールだけは目を通すようにしていた。そしていつの間にか・・・仕事もしちゃっていた。
まぁこれくらいの事は我慢しよう!だって2週間も休みが取れるのよ!?それも堂々と!ボスだって同じように休暇を取る。だから休みもらいます!って言っても嫌味を言われるどころか、何するのぉ?楽しんできてね!って気持ちよく休暇がもらえるのだ。
そして何より「お土産」という習慣がないのが気持ち的に楽である。職場の人がヨーロッパに行ってきたといっても、休暇の事を「どうだった?」「写真みせてぇ」みたいに聞いたりすることもあまり見なかった。そして当然お土産もない。ハワイに行ってきた人も、マカデミアナッツの入ったチョコレートやパイナップルの形をしたクッキーを持ってくることもない。
なのでお土産の心配をしないのは本当に「アメリカにはお土産の習慣がない」という習慣に感謝だ。
そのかわりといっちゃぁ何だが、帰国する時に困る。日本に持って帰る「お土産」をどうするかだ。日本みたいな「名物」がない。昔だったら化粧品や小物という手があったけど、今では日本ではなんでも手に入る・・・というよりもっと良い物があるから、一生懸命に考えてやっと思いついたお土産でも、かえって有難迷惑になってしまうし、食べ物だって「これは美味しいのよ!」っていうようなものでお土産になりそうなものがあまりない。T-shirtとかでも、裏をみるとMade in Chinaと書いてあるラベルが付いている。そうなると(う~ん)と考えてしまう。
このお土産という習慣・・・なんともやっかいである。
会社を辞めて、専業主婦になった今、一人になってしまった母の手伝いと家の整理整頓の為、来年は2か月ちょいの長期帰国を予定している。こんなに長い帰国は30年ぶりになる。でも無給休暇である。そこがね、ちょっと残念(笑)