もうじき定年を迎える人達へ                        「自分のスケジュール」 6の7

この「定年を迎える人達へ」のブログの冒頭でも述べたが、私達は生まれてから定年というイベントまで、誰かが決めたスケジュールが基本で自分のスケジュールが決まってくる。赤ちゃんだってお母さんのスケジュールでミルクもらったりオムツ替えてもらったりしている。

専業主婦/専業主夫になった人は最初は生活のリズムが変わるから戸惑うかもしれないが、彼らには定年がない仕事がある。自営業の人は自分でそろそろ潮時かなって思って自分で定年の扉を開ける事ができる。だから「定年」の年齢になって「年金」が受け取れる頃になっても上手にその波に乗ることができやすいのではないかと思う。

誰かが決めたスケジュールで生活をしていた人がある日を境に、「今日から時間を気にしなくてゆっくり第二の人生を楽しんで下さい。お疲れ様です。」と言われ、「そうか、もう会社にいかなくていいんだ・・・」と思った時の気持ちは、なかなかその経験がない人達には理解してもらえていないのではないだろうか?

「あらお父さんそこにいたら邪魔よ」とか言われちゃったり「何かすれば?」って言われちゃったり。

慌ててお化粧して、着ていく洋服を迷ったり・・・とそういう慌ただしい朝がいきなりなくなるわけだ。

ゆっくり朝のテレビ番組をみて、コーヒーを優雅に飲んでみたり・・・でふっと気が付く。(今日私誰とも話していない・・・)

せっかく長年待っていた、「目覚まし時計をかけないでいい朝」を迎えるのだから今日もいい日にしようよ!いままで時間がなくてできなかったことが出来るんだから楽しく過ごそうよ!

あんなに「ゆっくり寝たい!」と思っていたのに、脳みそを使わなくなったら眠くなくなってしまうのよ。そしていつでも寝れるのだから、とりあえず楽しい事で忙しくしようよ!

ゆっくりすることは後でも十分にできます。だから取り合えず新しい生活のリズムをつかむまで、楽しい事、やりたかった事で忙しくした方がいいです!

そのためにも「やりたいことリスト」をつくることをお勧めします。

でも…頭の中ではわかっているつもりでも、長年培われた体のリズムはなかなか切り替われない事があるのです。

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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