私はシーズナルゴルファーである。ハンディキャップも持っていないし、スコアも特につけていなかった。

とここまで読んだ人は(がいるとしたら・・・(笑)、時々見てね!私のブログ)、「はぁ?この人何いっているの?」と思うかもしれない。
私がゴルフを始めたきっかけは、ゴルフがやりたくて始めたのではないのである。
私が18歳で運転免許を取ったタイミングで、父がゴルフクラブのセットとなんとゴルフウエア、シューズまで一式そろえてくれた。なんと優しい父親なんだろう・・・と思った人はちょっと違うのよ、実は父はゴルフコンペに行くときにどうしてもコンペ後にいっぱい飲みたいので運転手が欲しかったのである。
父の会社に行くと、なんと!ピンクのゴルフバッグとクラブヘッドにお花が付いているクラブがもうすでに用意されていて、父は得意そうな顔をして私の反応を待っていた。だが・・・ピンク!?
父は私をゴルフレッスンに連れて行き、私も何の意見も不満も疑問も持たずにゴルフを始めたのである。
そしてゴルフレッスンの後にいきなり父の会社のお楽しみコンペに参加。父はキャディーさんに「うちの娘なんです。よろしく」とチップを渡し、私には「他の人に迷惑のかからないように、打ったら走ってボールまで行け!」と言い残し、自分の組みへと行ってしまった。
私は言われた通りにボールを打ったら他の人に迷惑のかからないように、ボールまで走って行った。これは打ちっぱなしやレッスンではなかった負荷だ。
いくら18歳の体育系の私でも、打っては走り、また打っては走りでは息が切れるは、鼻水は出るはでもう何がなんだかわからないし、何回打ったのかも数えるのが大変だ。更に他の人のスコアもつけなきゃならないらしい。Mutiple Taskだ!
日本のゴルフ場は素晴らしい。楽しめるのはゴルフだけではない。レストランの豊富なメニュー(美味しい!)そして洗練されたロッカールームと・・・お風呂!
汗を流して、さっぱりしたらコンペの表彰と雑談タイムだ。父は運転手が居るから安心して飲んでいる。だが私はこれからメインの業務があるのだ。運転手・・・
この時はゴルフが楽しいとかそういう気持ちはなかったが、嫌ではなかった。父は会社のゴルフコンペが近づくと、私を練習場に連れて行き、同じウエアをいつも着ているわけにはいかないからとゴルフウエアも買ってくれた。(コンペだと集合写真とるからねぇ)
これが私がゴルフを始めたきっかけである。しかし(ん?ゴルフが楽しいじゃん!)と思えるようになるまで40年以上もかかった(笑)