素敵な美容院に出会えるまで

前のブログにも書いたように、私はアメリカでの美容院探しに未だに苦戦している。

なので日本に帰国した時に美容院に行くことをものすごく楽しみにしている。

私は関東出身で高校も都内だったし、社会人になってからも都内で過ごすことが多かった。なので生活のベースは東京だった。しかし妹が和歌山の人に嫁いでからは、実家も和歌山に移ってしまったので関東にはもう帰る家がない。

私にとって和歌山は新地である。右も左もわからない、妹が嫁いでいかなければ何の縁もない土地である。なので帰国した時も成田入りして一旦東京で何日か宿泊して友達にあったり、「日本」を感じたりしてから和歌山に行く。一旦和歌山に行ってしまったらもう何処にもいかずに両親といっしょの時間を過ごしている。

数日しか滞在しない東京で、できるだけ多くの友達に会いたいのでいつもスケジュールをぎっしり詰め込んでしまう。その中で空いている時間に、ふらりとアポなしでカットできますか?って行き当たりばったりの美容院に入ったりしていた。

さすが日本の美容院、初めて行く所ばかりだったが「残念・・・」という事は一度もなかった。それどころかどこの美容院でもシャンプーは優しいし、会話も軽やかだし、とにかく気持ちが良い。

でも年に1、2回しか帰国しない私は「いつもの」美容院がない。

そしてまさか和歌山のそれも西牟婁郡の白浜町に素敵な美容院があるとは考えもしていなかった。

ある年、私は成田ではなく、関空行きの便で帰国した。ん?どうしようヘアカット・・・

妹にどこか良い美容院はないかなぁと聞いてみた。

妹は両親が住む白浜から車で1時間ちょっとの街に住んでいる。妹の行く美容院は白浜からでは車がないと行けない。電車で行っても、美容院までは車で行かなければならない。

というか、いわゆる都市(東京、大阪)を少し離れると日本でも車社会になってしまう事がわかった。駅前よりも街道筋の方が色々と店や飲食店がある。バスも走っているが、昼間は1時間に1本とかである。

電車も山手線や地下鉄みたいに15分位待てば次のが来るとかではないし、都内みたいにいろいろな交通手段があるわけでもない。

和歌山県の白浜町は温泉で有名だし、関西方面の人のリゾート地としても有名で、海はきれいだし、パンダはいるし、まだまだ日本の良い所がいっぱいある素敵な土地であるが、いわゆる渋谷、原宿、新宿、六本木みたいなお洒落なお店が軒を並べているという街からは程遠い。

妹も両親に顔を出す位で、白浜に来ても特に街中を探索することもないし、街中と言っても温泉に来た人の観光地的な感じなので、お土産屋さんがあったり雑誌やテレビで取り上げられたりする店はあるが、まさかここで美容院を探そうとは思わないわけである。

ただ両親の住むマンションに行く途中(もちろん車で通り過ぎるだけだが)になんかいい感じ・・・という美容院が2件あるのはちょっと気になっていた。

妹も「あぁ通る度になんとなく気になっていたし、結構車停まっていたりするよ」と言う。

そうなんだ・・・とダメ元で行ってみることにした。それが和歌山県西牟婁郡白浜町のPoohpuさんであった。車では何度か通り過ぎていたが、行こうと思えば歩いて行ける距離である。

ドアを開けると・・・うわぁお洒落なHair Salon。洗練されているしスタイリストさん達もお洒落!ここ本当に温泉街の白浜!?もっと早くに来ればよかった。 私を担当してくれたのはH氏。ベテランヘアスタイリストさんだった。帽子をさらりとかぶりこなし、なかなか素敵な方だ。これから帰国した時にはここに来よう!歩いて行ける距離だし!

やっと「行きつけの美容院」が出来るぅ!と思ったのも束の間。なんとこのPoohpuさん近々移転するとの事。そしてお店の名前も Innosenseさんに代わるとの事。移転先は同じ白浜町内だが、歩いて行くには到着したころには汗だくになってしまう距離だ。残念・・・と諦めかけたが・・・

いや、行けるじゃん。じじの軽自動車運転して行けるじゃん!

ということでそれ以来帰国する前にアメリカから予約を入れて、帰国するとまっさきにH氏にお世話になっていた。年に1度、多くて2度しか行かない常連?となった。

しかし・・・ 

2018年の秋にInnosenseさんに訪れた時にショッキングなニュースが私を待っていた。

なんとH氏が独立して自分のお店を持つことになったというではないか・・・ 年に1度か2度しか行けないが、やっと見つけた「お任せできるスタイリストさん」・・・

でもここInnosenseさんには他にもスタイリストさんが居るし、うちのばばちゃんも一緒に来てカットやパーマしてもらっていて、みなさんいつも素敵に仕上げてくれている。そうか・・・やっと出会えたスタイリストのH氏とはお別れか・・・

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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