すぐに言葉がでてこなかった・・・

Seattle やBellinghamにもDog FriendlyなCafe やレストランはあるが、ここSan Diegoはコロナ禍で密を防ぐためと気候が良い土地であることから、外にテーブルを置いているレストランやCafeが結構あり、Dog Friendlyのお店が多い。というかみなさん注意されなければ当たり前の顔でワンコと店に入って行く。

そのかわりにBeachとか公園とかにはしっかりとワンコを連れて行っていい時間がきまっており、みなさんルールを守っている (まぁ例外の人はいるが)。

私達は一旦外に出たらこれでもかっ!というくらい気を使いながら歩いている。人間の子供でも言葉が通じないことがあるが(笑) うちの子たちはワンコである。私達の自己満足で意思疎通が出来ていると勘違いしているが、自分たちが勘違いしていることも重々承知である。

だって彼らはワンコなんだもん。

目を離したすきに何をしでかすかわからない。落ちているガムを食べちゃったり、きゃ~というものに鼻を近づけて匂いを嗅いじゃったり。知らない人によりそっちゃったり。特に大きいワンコは犬に慣れていない人には恐怖心があるかもしれない。

そんな風に日頃からワンコと行動するときには気を付けている私達、いや私に昨日ワンコを連れて街中を散歩していた時に起こったことが、ちょっとモヤモヤしているのでブログで発散(笑)。

昨日はクリスマスの日だった。海沿いの公園にはたくさんの人が出ていた。もちろんワンコ連れの人達もいっぱいいた。

アメリカのクリスマスは日本の元旦のように祭日の中でも特別な祭日であるので、レストランやお店は閉まっている所が多い。なのでクリスマスでも空いているCafeやレストランは大忙しである。

私達はぐるりと公園を散歩して、街中を抜けて車を止めてある場所に向かって歩いていた。Bakery Cafeの前を通りかかると、美味しそうなクッキーやパンが並んでいる。

といきなり「ちょっと!うちの子はシビアな犬アレルギーがあるのよ!!!」と怒鳴る声。そのカフェが歩道に出しているテーブルで休憩をとっている親子の母親がギンギンの手をバシバシと叩いている。

一番最初に思ったのは、「あっ!やっちゃったのか?」

どうやら美味しそうなクッキーやパンに気を取られた一瞬の隙にギンギンがいわゆる「チンチン」のポーズ (前足をあげて、二本足で立つポーズ)をとってしまったようだ。それに母親が激怒したようだ。

ほんの一瞬の出来事であった。でも目を離した私が悪い。ギンギンがその子供に触れてしまったかどうかはわからないが、見ていないから反論も出来ないし、ギンギンを防衛することもできない。こればかりは私が悪かった。しっかりと謝った。

でもこの母親しつこい、執拗以上にどなっている。しまいには「You need control your dog!」と言い放った。Control もなにもギンギンはかなりちっこいワンコである。どこから見ても凶暴性はない。そしてギンギンは子供が大好きである。嬉しくてチンチンのポーズをとってしまったのだと思う。

この一瞬に起こった出来事にものすごい勢いで怒鳴られてびっくりしたが、こればかりは目を離した私が悪い・・・「I will do. I am so sorry!」と言ってその場を離れた・・・が・・・はて?何かモヤモヤ。

マジでほんの一瞬でもクッキーやパンに気を取られ、ギンギンから目を離してしまった私がすべていけないのだが・・・

そんなにシビアな動物アレルギーを持った小さい子供をまずはワンコを連れて歩く人が多い通りに連れて行くか?というか連れて行くという事は良いことであるが、街に居る人達は私を含め、その子にそんなシビアなアレルギーがあることなど考えもしないっていうことをわかっているのか?

隣のテーブルに犬連れのお客さんが座ったらどうするのか?

そしてそのカフェのテーブルは歩道においてあり、そのため人が通れるスペースは2メートルちょっとくらい、とテーブルが置いてある分狭くなってしまっている。

私は歩道を歩くときはLeash(リード)を短く持って歩く、それでも私とギンギンで並んで歩くのには2メートルではギリギリの幅である。

さらに歩道(私有地ではない)だから人もワンコも通る。なのにその母親は自分が奥に座り、その動物アレルギーを持つ娘を人が行き来する方に座らせている。

何かあった時に娘を守っていないのは自分なのではないか?

私の頭の回転がちょっと遅かった。そう思ったのは10メートルくらい歩いた後だった。

言われたままで、彼女にも落ち度があるのにだまって飲み込むのはちょっと悔しい思いだった。彼女が娘を思うように、私もギンギンを思う。ワンコ達は私達のかけがえのない大切な子供達である。

戻ってその母親に言おうかとも考えた。「私はあなたの娘さんがシビアなアレルギー持ちがということを知る余地もなかったし、もしそれほどならばなぜあなとと席を交換して彼女を通り側ではない安全な方に座らせてあげなかったのか?大事な娘さんを守ってあげて下さい」と。

戻れる距離だし、冷静に話す事も出来る状態だったけど・・・やめた。

だって今日はクリスマスなんだもん。

大きく深呼吸をして忘れようとしてみたが・・・結局ブログで発散だ(爆笑)

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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