アメリカのHair Salon

アメリカに来てから結構困っている事がある。未だに「う~ん」と考えてしまうのがHair Salon。

ここだ!とうい所に出会えないのである。

いっぱいあるのになんで?でしょ?簡単に説明するのは難しい。

なんていうのかなぁ、違うのよ。

一番違うのは技術。こちらのHair Salonのスタイリストさんたちは美容学校を出て、いきなり自分のブースを持ち、お客さんを取るのよねぇ。お店で床掃除からシャンプー担当になり、先輩達の技術を見ながら学び、お店を閉めてからの練習、そしてやっと何年後かに認められてお客さんが取れるっていう「修行」の期間がないのよ。

もちろんお客さんを取ってからの勉強会みたいなことはない。

私は2回ほど美容学校で生徒さんにパーマとカットをしてもらったことがある。日本でいうヘアモデルみたいなものだ。先生がチェックしに来て採点して、必要であれば仕上げてくれる。料金はもちろん格安だが、時間はかかる(苦笑)

最初に美容学校に行ったときはアイダホに居た時で貧乏学生だったけど、パーマかけてみたいなって・・・なんかね、信じられない物を使っていた。重曹!そして髪の毛が胸位までのロングだったのでカーラーを巻いていく内に段々重くなっていく。さらに私を担当した学生さん・・・手が遅い(涙)頭上は重くなるわ、冷え切ってくるわ、なんとかかった時間が6時間!

2回目に美容学校に行ったのは、もう$70 出しても$10 出しても結果はたいしてかわらないなぁっと諦めがついていた頃、ふっと大手Beauty Salonの経営しているBeauty Schoolが近所にあることを知ってヘアカットに行ってみた。

いやぁもうバラバラ(笑)

なんだか女子高の昼休みの最中に入っちゃった?みたいな感じでダラダラしているし、ぺちゃくちゃ話しているし、一番(こりゃダメだ)と思ったのは彼らの舞台でもあるステーションがぐちゃぐちゃ。整理整頓という言葉がないのだろうか?という感じである。

そして学生をチェックして、仕上がりに評価を出すインストラクターも・・・えっ!?っていう感じで・・・

でも髪の毛は伸びてくる。

そして私の髪の毛はアジア人の毛質。アメリカ人みたいにモヘアみたいな柔らかくて腰がない髪の毛とは違うしっかりした毛質である。そして毛量も多い。この髪の毛をちゃんと扱えるスタイリストさんは探さなければ見つからない。

ここだ!この人だ!というスタイリストさんが中々みつからない。やっと見つかったと思うと居なくなってしまう。

日本みたいにもう中学生の頃からお世話になっているとか、言ったらもうお任せでもちゃんとやってくれるなんてスタイリストさんはなかなか出来ない。

私は一時期国境を越えてカナダのSalonに行っていたことがある。え~カナダ⁉に聞こえるかもしれないけれど、自宅からだとシアトルに行くのもカナダに行くのもたいして変わらない距離なのね。それで何件か試してみたがカナダのHair Salonは日本みたいにお店内での修行期間があるようで、アメリカのHair Salonと比べると日本人の私には安心してお任せ出来るような気がした。

きっと大きな違いはアメリカのHair Salonはスタイリストさん個人なの。大きなSalonでも社員というより、ブースを借りるという感じなのかなぁ?それに比べてカナダのSalonはスタイリストさんがお店の看板をちゃんと背負っているっていう感じ。日本のSalonみたいにお店を閉めた後に研修があったり、ヘアモデルでお客さんんを取る前に修行したり。

そんなわけで私は1ヶ月に一度、3ヶ月に一度、半年に一度と美容院からどんどん遠のいて行ってしまったのである。

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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