りんごの季節

家にはりんごの木がある。りんごは1本では実がつかないということで以前は2本あったが、もう大分前にあらあらという間に枯れてしまい、今では一本になってしまった。でもなぜか毎年実をつけてくれる。

姫りんごのように小さい実なので少しでも栄養後回っておおきくなるように間引きをするのだが、あまり間引きしすぎて全然りんごがならなかったら・・・とちょっと遠慮気味だったからか、気がつくと「これでもかっ!」というくらいに実がついている。

毎年りんごの写真をFacebookに載せると誰かしらに「えーりんごの木があるのぉ!?いいなぁ」といわれるが、実はりんごはたまにしか食べないし、そのままでは冷凍にも缶詰にもできないので出来れる事ならばお裾分けしたいのである。

食べ物や物を無駄にしたくない性格の私は食べきれないのに、収穫しないで残してしまってはせっかく実をいっぱいつけてくれたりんごの木にもうしわけないので出来るだけ全部収穫してしまう。

なので今年は小さいりんごは鹿やラクーンやリスに食べてもらう事にした。バケツ4杯分!

餌付けをするわけではなく、雑木林の中にばらまいておくだけである。家の脇がGreen Belt (市が指定した雑木林)で、この僅かに残された雑木林が鹿やラクーン、(最近ではコヨーテ)の通り道になっている。

彼らの生息地がどんどん人間によって開拓され、彼らの食料となるブラックベリーや野生のりんご、木の実などがもうザバァ~と刈り取られ彼らには本当に申し訳ないと思う。冬に籠る雑木林ももう本当にすくなくなってしまった。本当にごめんなさい。せめて家のりんごでお腹を満たしてください。

二日かかってほとんどのりんごを収穫することができた。来年はもう少し勇気をもっていっぱい間引きしておこう。

Before…

After

あまり家では需要がないりんごだけど・・・

収穫し終わってさっぱりした木をみると「来年もいっぱい実がつくといいなぁ・・・」と思っている私がいた。

投稿者: love4legkids

渡米なんて憧れの世界だと、なぜかずっと思っていた。でも来ちゃった!スーツケース1つで渡米した私は今や日本にいた年月を越しワンコと旦那君と、カナダとの国境とメキシコの国境を季節のおいしいどころ取りで生活している元気なオバチャンです。

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